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五感で学ぶ薬膳②~野菜の色でみる~



「健康の為に野菜を食べる」

多くの方が心掛けていることかと思います。それでは、実際に何を食べていますか?

 

毎朝、野菜ジュースを飲んでいます

青汁飲んでいます

まずはサラダから食べるようにしています

 

あるいは、煮物やおひたし、お漬物といった形で好んで召し上がっている方も多いことでしょう。

野菜といってもいろいろな種類がありますよね。

形、色、大きさ、硬さ、味も違えば香りも様々。採れる季節や栽培に適した地域も異なります。

地上部を食べる葉野菜もあれば、根っこを食べる根菜もありますね。

主に生でたべるもの、火を通さないと食べられないもの、食べ方のバリエーションもいろいろです。

実に個性豊かな「野菜」ですが、野菜なら何でも「体にいい」のでしょうか?

 

とりあえず好きなモノを食べやすい形態で摂り、それで満足してしまいがちですが、

今の自分に必要な野菜はどれなのか、見極める術はないものでしょうか?

 

そもそも、野菜それぞれの栄養素や体への作用を考えた事がありますか?

 

そこで、今日は「野菜」の薬膳作用五感で捉えて考えてみましょう。

今の貴女に必要な野菜はどれで、どんな風に食べたら健康を維持向上できるのか?

栄養素だけでなく、五感を研ぎ澄まして野菜のキャラクターを探ってみると、その答えに辿り着くかもしれません。

色や形など、形状の違いは「体のどこにどのように作用するか」を推察する手だてになるのです。

 

まず、でグルーピングしてみましょう。

緑黄色野菜という言い方はご存知の通りですが、さらに細かく

「緑、赤、黄、白、黒」

この5色に分類します。

 

例えば、

・・ホウレン草、ニラ、春菊

・・トマト、にんじん

・・カボチャ、さつま芋

・・大根、白菜、

・・黒キクラゲ、しいたけ

 

色というのは、それ自体にイメージがありますよね?

なら草、爽やかな風でゆらぐ動きを感じます。

からは血の色、エネルギーを感じませんか?

からは暖かいお日様のぬくもりを、

からは水の清涼さを、

からは閉ざされた硬さを感じます。

 

こうした印象をそれぞれの野菜にあてはめて考えるのです。

どうですか?

なんだか野菜のキャラクターが見えてくるようじゃないですか?

 

緑の野菜を食べたら体の中にも風が吹くように、爽やかな気分になれそうです。

実際、香りの強い緑の葉野菜には【氣を巡らせ発散する】というストレス解消の薬膳効果があり、氣の滞りが激しい「氣滞体質」の方には香草をお勧めしています。



血のコンディションに問題がある「血虚」「瘀血」の方には、薬膳では赤い食物をお勧めしているのですが、血を連想させる赤のグループにある人参の栄養素カロテンには造血作用があり、トマトに含まれるリコピンの高い抗酸化作用は動脈硬化を防止、良好な血圧を保ってくれます。



薬膳とは、栄養学としてその成分が科学的に解明されるずっと以前から、先人達の体感の積み重ねによって構築された統計学です。それが後々、栄養学という科学で裏付けされたということですね。

栄養学ではズラリと明記された耳慣れない栄養素のひとつ一つを暗記しないことには実際の献立作りにも活用できないと感じてしまいますが、薬膳理論ならそうした細かい知識は不要です。

イマジネーションを働かせ、自分の五感で感じるだけで、

「自分にとって今、何が必要で、必要でないか」

感性で食を捉えることが出来るようになり、これは生き物としての本能を呼び覚ますことに繋がると考えています。

 

現代は情報が溢れ、毎日のように「〇〇が体にいいとか悪いとか」端切れのような知識ばかりが耳にはいってきます。その結果、自分には何があっているのかわからないという本末転倒な結果に陥りがちです。

野生の動物は食べるべきものを間違えないですよね。

我々も、物や情報が豊富な今こそ、本来備わっている取捨選択能力を目覚めさせ、自らで食の在り方を見直すべき時代(とき)なのではないでしょうか?

それには、情報収集よりも自分の体に向き合いその声に耳を澄ます姿勢、そしてその感性を磨くわずかな智慧さえあれば叶うことのように思います。

《薬膳理論》はその道しるべとなり時代を超えて語りかけてくれます。

 

次回は同じく野菜の「味」から、その作用を探ってみましょう。

 

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