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五感で学ぶ薬膳③~野菜の味でみる~



本日は冬至、

陰の極まる日であり、陽(昼)の時間がもっとも短い日です。

そして明日からは少しずつ陽のエネルギーが増してきて、陰陽の転換が起こります。

寒さはこれからが本番ですが、エネルギーの流れは確実に変わり、新年の幕開けと共に新たな行動が開始できるよう、体調を万全に備えましょう。

三九補一冬、来年無病痛

中国の諺で、「冬至から3×9=27日間に体に不足したものを補えば、翌年は病や痛みがなく健康に生活できる」という意味だそうです。

 

冬至にはカボチャを食べる習わしがありますよね。

薬膳でカボチャは【体を温め胃腸を養い氣を補う】食材です。

「氣」とは生命エネルギーのこと。まさに冬至にふさわしい食性です。

実際、カボチャに含まれるカロテンは体内でビタミンAに変わり、粘膜や皮膚の抵抗力を高めて風邪を予防します。

この外界からの邪気をブロックする力が「氣」の働きのひとつなのです。

時期に合わせて必要な食材を活用し、健康の維持向上をはかる目的で食べる食事が薬膳です。

 

では、薬膳として活用できる、同じ働きをもつ食材は他にないものでしょうか?

それを知るために、今日はカボチャの特色をじっくり見てみましょう。



色は?

味は?

食感は?

香りはある?

 

前回のブログで野菜の「色」からその薬膳作用を推察するヒントをお伝えしました。

カボチャは「黄色」ですから、同じ黄色の野菜は、もしかしたら同じ作用をもっているかもしれませんね。

黄色かそれに近い色の野菜で思いつくのは

トウモロコシ、さつま芋、人参・・などでしょうか?

カボチャを含めてこれらの野菜は、「甘み」を強く感じるという共通点が見出せます。さつま芋などは特に糖度が高いですよね。

生の食材自体からは特に香りはありませんが、火を通す事で甘い匂いも感じられます。

食感はホクホクとして柔らかですね。

 

黄色で甘くて柔らかい

漢方五行の土のグループでは、この「黄色」と「甘い」という要素は同族であり、このグループは五臓(体の5つの機能)の「脾」(消化器系)に繋がります。



黄色くて甘い食べ物は胃腸を労り、消化吸収能力を上げることで様々な栄養素の吸収力を高め、結果、体は丈夫に元気になる、という「氣」を補う食材だということがわかります。

人参もカロテンが豊富ですから、カボチャ同様、是非この時期は風邪予防を意識して食べてみてはいかがでしょう?

虚弱でひ弱な方、胃腸が弱い方は、カボチャやさつま芋を好む事が多いように思います。

男性より女性の方が好む傾向もありますよね。

 

ただし、何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しで、このグループの食材を食べ過ぎると逆に胃もたれをおこします。そしてエネルギーを生む原動力となる食材ですから、熱を産むカロリーも当然、他の野菜と比べると高く太る原因です。

十分に元気で満たされているなら、むしろ控えめでバランスが取れる

そう考えることもまた、薬膳の大事な視点。

 

味覚には【酸・苦・甘・辛・塩】の五味があります。

それぞれに内臓機能との繋がりがあり、

不足であれば補うことで関連機能を高め、過剰で逆に傷める

 

特定の味覚を強く欲する時は、不足を埋めるべく求めているのか、

もしくは味覚中毒で麻痺しているか、

体調や体に現れるサインから検証して判断する必要があります。

それを読み解く助けになるのが漢方理論、薬膳理論ということですね。

 

味覚に偏りがあると感じるなら、是非こんな視点で漢方セッション、体質分析を受けてみるのも一考です。

まずは薬膳入門ランチ講座で、食の嗜好と自分自身の関係に向き合ってみませんか?

 

ちなみに、「思い煩う」というメンタルも「甘味」と同じグループです。

くよくよするような時には甘いものがホッと心を温め慰めてくれる、そう感じるのは自然の摂理なんですね。そこで安易に「砂糖」の甘さに逃げるのではなく、本来、体が求めているのは「カボチャやトウモロコシやさつま芋や人参かも!」という事も思い出してください。

 

 

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